「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中/送る夏」では東山区六波羅松原通、五条坂から北に二筋上がった松原通にある六道珍皇寺の「迎え鐘」を紹介しています。私のYouTubeでは六道珍皇寺の「小野篁卿 冥土通いの井戸」も紹介しています。この井戸は小野篁が冥界へ行くときに利用したと伝えられる井戸で、現世に戻ってくる井戸は上嵯峨の「生の六道」にあったと伝えられています。今回は番外編として、上嵯峨野の現世に戻ってくる井戸があった「生の六道」を探します。
★写真は京福電気鉄道 嵐山駅で、先ず最初は「生の六道」の石碑がある清凉寺(嵯峨釈迦堂)の塔頭 薬師寺(奈良の薬師寺とは関係ない)に向かいます。次に現在の「六道の辻」を訪ね、pウ寺跡も探します。その後、昔の六道の場所、小野篁石塔があったと伝えられている清淨寺を探します。
<上嵯峨の「生の六道」関連の参考図書>
・昭和45年10月号 月刊 京都 小野篁伝説考 竹村俊則(入手)
・昭和53年8月号 知恩 知恩院 生の六道と小野篁 安藤良全和尚(未入手)
・平成10年3月 嵯峨誌 平成版 福正寺跡(入手)
・平成22年6月 京都の地名検証 3 京都地名研究会編 六道町(入手)
今回はテスト的に動画にしました。写真をクリックすると、YouTubeにリンクしてありますので、動画をお楽しみください。