今週は「小説家の新宿を歩く」から離れて、ビートたけしが有名になる少し前に、奥様の幹子さんと新婚時代を過ごした亀有を歩いてみました。凄くローカル!!
ビートたけしというと、足立区梅島辺りが有名なのですが、常磐線の亀有駅付近にも新婚時代(新婚時代と呼んでいいのか分かりませんが)の数年間、住んでいたようです。「…うちのカミさんが元漫才師だったというのは有名な話で、この前は『オレたちひょうきん族』という番組の中で、オレと夫婦漫才やっちやったりしたけど。大阪の漫才でミキ&ミチというコンビ。松竹芸能に所属しててね。……オレが『大正テレビ寄席』に出たとき。「ツービートさんの漫才好きなんです」ってきたわけよ。カミさんが。オレがネタ作ってるっていったら、「じやあこんどあたしたちのネタも作ってください」なんていわれてさ。こりゃオレに気があるのかな。よし、遊んじゃおう……。最初はその程度の軽い気持ちだったのに、結局カミさんのほうがウワテで、つかまっていっしょんなるはめになっちゃった。…」、と「たけし!」の中で書いています。最初は奥様のマンションで同棲していましたが、亀有の駅近くにアパートを見つけて引っ越します。この時代を「ビートたけしの亀有時代」と呼びます(私がかってに呼んでいるだけです)。
★左の写真はビートたけし自らが「自身の半生」についてまとめた本です。前回に紹介した笑芸人と合わせて読むとなかなか面白いです。
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