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最終更新日:2006年2月20日


●こち亀と柴又帝釈天 
  《区登録有形文化財》 妙な組合せですが!
2000年2月5日

JR山手線の日暮里駅でJR常磐線に乗り換えて五つめの駅の亀有駅でおります。イトーヨーカドーとは反対の北口に出ますと右側に派出所があります。この派出所が、かの有名な『こち亀』のモデルになった派出所です。『こち亀』とば(こちら葛飾区亀有公園前派出所)の略でよく修学旅行生が写真を撮りに来るそうです。『こち亀』は週刊少年ジャンプに連載中の漫画で、さらに日曜日19時からフジテレビ系列の放送局で放送されています。警察官をモデルにしていますが、日曜日の7時から見るには丁度良い娯楽マンガ番組です。主人公は両津勘吉巡査長、派出所の上司・大原大次郎部長、同僚の中川圭一、秋本麗子、寺井洋一、本田速人などが出てきます。特に面白いのは両津巡査の人並外れた体力、行動力、運動神経で、周囲を圧倒してしまいます。
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1976年週刊少年ジャンプ29号に「山止たつひこ」のペンネームで『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の掲載をはじめました。同42号から週刊連載開始。1978年41号、連載100話目から本名秋本治に改名。以降、1回の休載もなく週刊連載の記録を更新つづけています。1996年6月、連載開始20年目でアニメ化されています。

『わたくし、生まれも育ちも、葛飾柴又。帝釈天で産湯をつかい、姓は、車 名は寅次郎。人呼んで、フーテンの寅と発します。』で有名な柴又帝釈天です。「こち亀」の亀有駅から常磐線で一駅で金町駅です。ここで京成金町線に乗り換えて一つ目の駅の柴又駅で降りると駅前に寅さんの銅像が建ってtaishakuten1-w.jpgいます。観光客の皆さんが記念撮影をしていました。駅からまっすぐ、柴又街道を超えて寅さんが産湯につかったといわれる帝釈天まで、約300mにわたって、お店が並んでいます。有名な「高木屋さん」「とらやさん」がありました。(寅さんシリーズの映画でモデルになったお店です。)帝釈天よりは参道の商店街で草だんご等を見たり買ったりするのが楽しいと思います。寅さんの雰囲気そのままの参道で、本当の下町を感じさせてくれました。
柴又帝釈天は経栄山題経寺(日蓮宗)と言い、寛永年間の創立で開山は 下総中山法華経寺第十九世禅那院日忠上人、開基は第二代題経院日栄上人です。柴又帝釈天は通称で、それはこのお寺が帝釈天を祀っていることに由来しています。

yamamoto1-w.jpg散歩のコースとしては柴又駅を降りて参道の商店街を見ながら帝釈天に先ずお参りし、裏の出口から出て、「葛飾区山本亭」を見学(有料です)、そのまま「寅さん記念館」を見学(有料です)するコースが一般的です。(左側の写真は葛飾区山本亭です)すく後ろが江戸川の河川敷ですのでそこでノンビリされてもいいと思います。
「葛飾区山本亭」は、山本氏が使用していたものを昭和63年3月14日葛飾区に移転されたもので、平成3年4月から一般公開されています。曲型的な書院庭園と大正末期の特色を色濃く残した和洋折衷の建物です。広い縁側と床の間のある昔の家ですので一度見られれば良いと思います。入館料は100円です。「寅さん記念館」は入館料は少々高くて大人500円、小中学生300円です。団体さんが多くて大変でした。

【交通のご案内】

こち亀:JR常磐線亀有駅下車北口すぐ
柴又帝釈天:京成金町線柴又駅下車 徒歩7分

【見学について】
柴又帝釈天:東京都葛飾区柴又7-10-3
 

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