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最終更新日:2006年4月22日


●桜坂散歩 初版2000年6月17日 二版2004年4月11日 <V01L01> (桜坂の写真を入替)

  福山雅治の歌で有名な大田区の桜坂付近の散歩道をご紹介します。

sakurazaka2-w.jpg 「君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ 愛は今も 愛のままで 揺れる木漏れ日薫る桜坂 悲しみに似た 薄紅色」はTBS「ウンナンのホントコ!」未来日記“スケッチブック”のテーマソング「桜坂」で作詞・作曲:福山雅治ですね!(有名なので良くご存じだと思います)
 17日の15時頃写真を撮りましたが、雨にも関わらず見に来ている人が多くてびっくりしました。まだまだ人気があるのですね。東急目蒲線の沼部駅(蒲田駅から五つ目、東急東横線の多摩川園から一つ目)を降りて右に曲がり、東光院の前を通っていくと旧中原街道の桜坂です。切通しなので左側の坂を上がっていくと陸橋にでます。桜坂とは福山さんが以前住んでいたところだそうです。

sakurazaka1-w.jpg<旧中原街道>
 中原街道は、江戸から相州の平塚中原に通じる道で、中原往還、相州街道とも呼ばれています。また中原産の食酢を江戸に運ぶ運送路として利用されたため、御酢街道とも呼ばれていたそうです。すでに近世以前に存在し、徳川家康が江戸に入国した際に利用され、その後、部分改修されて造成された道です。江戸初期は、参勤交代の道として利用されましたが、公用交通のための東海道が整備されると、脇往還として江戸への物資の流通や将軍の鷹狩りなどにもしばしば利用されています。また平塚からは東海道よりも短距離であったため、急ぎの旅人たちに近道として好まれたといわれています。中原街道の旧道で当時の様子を残しているのはこの付近だけです。この桜坂は、旧中原街道の切通しで、昔は沼部大坂といい、勾配のきつい坂で、荷車の通行などは大変であったという。坂の名前は両側に植えられた桜に因みます。

桜坂付近地図

【交通のご案内】
・桜坂
−東急目蒲線「沼部駅」より徒歩3分

【見学について】
・桜坂:東京都大田区田園調布本町

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