<「サカトコ&マニアック」の始まり>
昨年の夏にNHKBSで放送された「サカトコ&マニアック」は坂崎幸之助さんがMCとなって単独もしくは所ジョージさんと一緒に下北沢のお店を廻ります。坂崎幸之助さんは昭和51年(1976)頃から下北沢に住んでいたようで、所ジョージさんがよく坂崎幸之助のところに来ていたと語っていました。当時、所ジョージさんが作詞作曲した”下北沢でお酒”という曲がカセットで残っており、映像で曲が流れていました。この曲は歌詞を少し替えて”JackPotでバーボンを”でCDになっているとおもいます(”JackPod”は(下)で登場します)。この曲は昭和56年(1986)8月にキャニオン時代の最後のアルバムとしてリリースされた「FUEL
ALBUM」の中に入っています。吉田拓郎の”ペニーレインでバーボン”と名前がよく似ています。”ペニーレインでバーボン”は昭和49年(1974)のオリジナルアルバム「今はまだ人生を語らず」に収められている曲ですから、”JackPotでバーボンを”は後になるわけで、意識しているのだとおもいます。
★上記は小田急の東北沢6号踏切跡です。この踏切の所まで小田急のプラットホームがあったとおもいます。NHKBSで放送された「サカトコ&マニアック」はこの踏切跡から始ります。坂崎幸之助さんが写真中央当たりにいると所さんが現れるわけです。下北沢の象徴的な踏切だったのだとおもいます。