<「水木しげる記念館 公式ガイドブック」>
水木しげるさんの生れ故郷、境港を訪問してきました。お気付きの方がいるかもしれませんが、「立原道造の松江」と一緒に廻ってきました。境港には水木ロードがあり、水木しげる記念館があります。この辺りは別途特集する予定です。今回は水木しげる記念館の公式ガイドブックを参考にしました。このガイドブックに書かれている年譜、記念館に掲載されている年譜も参考にしました(出所は同じとおもいますが、最新情報に修正されている可能性があるためです)。
水木しげる記念館の「公式ガイドブック」、からです。
「 私は落第生でしたから、上品で上手な言葉が出てきません。なにしろ、「境のモンですけん」
まあ、みてくださいというところです。
昔は、といっても七、八十年前のことですが、電気を節約されていたせいか、暗いところが多く、お化けもたくさん住んでいました。
私の説によると、「電燈がお化けを消した」と思います。…」
「公式ガイドブック」に掲載されている年譜は「水木しげる伝
下巻」の年譜と同じ関東水木会・平林重雄編でした。私が見た限りは「公式ガイドブック」の年譜と水木しげる伝 下巻の年譜とは一カ所だけ相違がありました(昭和12年から16年まで)。水木しげる記念館に掲載されている年譜は水木しげる伝
下巻の年譜と全く同じでしたので、「公式ガイドブック」の年譜とは相違があることになります。
★上の本は「水木しげる記念館 公式ガイドブック」です。私は以前から所持していましたので、2003年度版です。「水木しげる伝
下巻」は2004年出版ですので、私の所持している「公式ガイドブック」より後の出版となります。
【水木 しげる(みずき
しげる、本名:武良 茂(むら しげる)、大正11年(1922)3月8日 - )】
大正11年(1922)生れ。鳥取県境港で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征し、爆撃を受け左腕を失う。復員後、紙芝居画家となり、貸本マンガを経て漫画家となる。
昭和40年(1965)、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で第6回講談社児童まんが賞を受賞。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』、『河童の三平』、『悪魔くん』などがある。平成3年(1991)、紫綬褒章受章。
1996年、日本漫画家協会文部大臣賞を受賞する。 2003年、旭日小綬章を受章。同年3月、故郷である境港市に水木しげる記念館か開館した。(新潮文庫より)