<笹屋伊織> 2005年8月22日 笹屋伊織を追加 かなり有名なお店ですのでどら焼ファンなら皆様ご存じです。「…江戸時代末期、五代目当主笹屋伊兵衛は、親しくしておりました京都・東寺のお坊さんより、副食となる菓子を作ってほしいとの依頼を受けました。そこで伊兵衛は、お寺ででもお作りできるようにと、鉄板の代わりに銅鑼を使うことを考えついたのです。熟した銅鑼の上で焼いた薄皮に、棒状に形作ったこしあんをのせ、くるくると巻き込んだものを竹の皮で包んでみました。もっちりとした皮の歯ざわりと程良い甘さ。その美味なること、お坊さんたちだけでなく、たちまちにして町の人々の話題となり、店はてんてこ舞いの有様。しかし、この手間ひまをかけた『どら焼』は簡単に作れるものではありません。そこで困り果てた伊兵衛は、月に一日、弘法大師のご命日の21日だけの限定販売でなら、東寺ご参拝のお土産として、町の人々にも味わっていただけるだろうと思いついたのです。…」。この紹介文はどら焼を巻いている赤い包装の裏側に書かれています。普通のどら焼とは違って、餡を薄皮で巻いてあり、巻いたものを縦に切って食べます。薄皮が4〜5回巻いてあるので皮がとても美味しいです。どら焼一本が1,365円になります。
★左の写真が「笹屋伊織」です。七条大宮の交差点を西入ル、左側、直ぐです。赤い幟が立っていますのですぐに分かります(場所が京都市内の繁華街から少し離れています)。「…現在では、販売期間を3日間に延ばし、毎月20・21・22日とさせていただいております。…」。と販売日を3日に延ばしていますが、たった三日ですので注意が必要です。
・笹屋伊織:京都市下京区七条大宮西入ル Tel:075-371-3333
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